主人公は現実にもネットにも不満を抱えていた。
マラソン大会の日、体調を崩した主人公は倒れてしまう。
安芸津という男性に助けられ、先生が来るまで話すことになったが、抱えていた不満をもらす。安芸津は不満を黙って聞いてくれ、心が軽くなった。
その後何事もなく過ごしていた主人公は転校生と仲良くなる。
その後、主人公は安芸津にお礼を言いに行き、実は安芸津は人の望みを読み取る力があることを知る。
秘密を知った主人公は安芸津の家に通うようになり、恋が芽生える。
それから転校生の過去と安芸津の過去を聞き、心が揺れ動く。転校生は過去にいじめを受け、安芸津は過去に人を苦しめていた。
過去を受け入れ切れず迷いを抱えた主人公は、ある日自分が好きな小説家に出会い助言をもらう。
目覚めた主人公は安芸津の家に行き、自分の気持ちに決着をつけた。
失恋はしたが不満を変えるきっかけをもらい、新しい仲間と共に不満を変えていく道を進む。