「気に入らない」
そう最後に聞こえた気がした。
美佳、あなたは最後まで私に負けてたよ。
そう、私の方が上だったの。
反省?そんなのするわけないじゃない。
このお話を思い出してたら、謝りたくなくなった。
所詮、美佳は私の人生で出会ったたった一人の人間だもんね…
私はそろそろ美佳から開放されるんでしょ?
とっても嬉しいな!
もう償わなくてもいいなんて、これ以上の幸せはないよ。
じゃあね、美佳。