ホント、妹に無関心すぎな兄達。

だけどその日



必死に2人の背中を追いかけて追いかけて
走っても追いつけなくて


転んで、泣いていた時。


1人の男の人が私に声をかけてきた
「お嬢ちゃん1人で泣いてるの?」


ニヤニヤした顔は幼い私に
悪感を与えて、恐怖心を煽った


怖くて、声が出なかった。


それでも男は私に

「おじちゃん怖くないよ?」
「そうだ、お菓子たべるかい?」
「お名前は?」