先「え〜、今回は転校生がいる入ってくれ」



皆が美少女だ!と騒いでた転校生に
クラスの野郎どもはワクワクした様子だ


ま、俺は紅香で美少女には見慣れてるし
そこまで期待もしていない



女子は面白く無さそうにしていて

分かりやすく怖いと思った笑




「は、初めまして…斉藤 ありすです」


鈴のような声が聞こえた教卓の方を見る

そこには綺麗なパッチリ二重に
クリクリの目、綺麗な黒色の瞳。



彼女を表すなら綺麗と言う言葉が正しい
本当に紅香を見慣れているはずの俺でも


迷わず綺麗だと言える
めちゃくちゃ整った女が現れた



この学園に瞬く間に噂が流れた次の日には
彼女、斉藤ありすを見に


全学年が俺のクラス3年A組に来たのは
言うまでもない。