「叶恋ー。里香ー。おはよ!」

そんな声で振り返ると高校に入ってから仲良くなった宮下翼(ミヤシタツバサ)がいた

「あー。宮下おはよ!」

「なんかイケメン君転校してきたじゃん!俺あいつなんか気に入った!」

「宮下…。お前のテンションに着いてけれるのうちらぐらいだよ…」

「え…叶恋…ひどい」

「え、すごいショック受けてんじゃん。まー、さっさと喋りかけてこい!」

里香の押しがあって宮下はダッシュで麗翔のとこまで走ってった

「教室内であんなにダッシュしなくてもねー」

「うん。それは毎回思う。」

そんな話をしてると宮下が麗翔を連れて戻ってきた

「ねぇ!めっちゃ一瞬で仲良くなった、!」

「そーなんだ。おめでとー」

「よかったねー。すごいとおもうよー。」

「え?すごい棒読み…二人ともひどくね?、」

宮下が泣きそうな演技をしてると

「プッ…クック…」

笑い声がするから見ると麗翔が笑ってた

っ!

なんだろう。胸が締め付けられる。

「お前ら仲いいな。そんなとこに俺が入って大丈夫なのか?」

「ぜーんぜんいいよ!大歓迎!」

里香がニコッと笑う

「麗翔はもう俺たちの友達で仲間だからな!な?叶恋?」

「え?あ、うん!そうだね!よろしくね麗翔!」

「お、おう!よろしくな…」

あれ?

麗翔がどこか悲しそうな顔をしたのは気のせいだったのかな?