悠鈴side




「おい!話聞かせろよ!」

「あ!先輩!」

「実は…。
あのネックレスすごい値段するらしくて……。それにトップの証でもある…。
裏でもくでもない奴らが動いてるって情報も…


そいつらは…手段を選ばない…どんな事があっても…。」


「だからなんだよ!」


「俺少し前に知り合いからこんなもの貰ったんですが…」


「なに?ペンじゃん!」

「それが…。盗聴器で…。」

「は?」

「だから!
もしかすると。って思って…。これと同じもの見たことないですか?」


「いやー。までよ…」


ん?

これと同じ?















「あっ!」



「え?」


「ある。見たこと…。」



「どこで見たんですか?」


「莉奈の筆箱…。
莉奈…。悪い!急用思い出したわ!また今度な!」


「もしかして…。」

「あぁ。ありがとな!」





莉奈…無事でいてくれ…。