莉奈side



悠鈴くんとママの会話だって分かってたけどどーしても気に入らなくて会話に入ってしまった…おかげでママは激怒…。


でも…あのネックレスはあたしと悠鈴組んで守る!




「悠鈴…くん?」

「ん?」

「あたしにも手伝わせて?ママはあーやって言ってたけど…あたしもそのネックレスに興味ある…。それに…悠鈴くん1人で悩んで欲しくない…!1人でそんな人に立ち向かっていかないで…パパみたいにいなくならないで…。涙」



気づけば泣いていた。




「分かったよ…いなくならない…。
でもこれから先何があるかなんて分からない…実際お前の親父は死んだ…。お前も1人で何でもやろうとするな!お前が死んだら悲しむ人は沢山いる…。俺から離れるなよ?」


そう言って悠鈴くんはあたしの涙を拭って抱きしめてくれた…。

「うん…。ありがとう…。
また明日ね?」


「あぁ。また。」




なに…今の…。

ドキってした…。







なんか…。
恥ずかしい…かも…。







自分の気持ちに気づくまであと少し…。