悠鈴side



「すみません…いきなり…」

「いえ…」

「単刀直入に聞いてもいいですか?」

「えぇ…」

「今日…莉奈がこれと同じネックレスをお母さんが持ってるって言ってました…お持ち。なんですか?」

「えぇ…持ってるは…でも…これは…」

「このネックレスのこと何か知ってるんですか?俺は親父が死ぬ前に無くすなよって言われて渡されたんです…ただそれだけで…2つのネックレスがどーのって言われたので…」


「あなたこのネックレスの意味知らないの?これから話すことは長くなるは…?それでも?」

「はい」






俺は小さく頷いた…