莉奈side






「あーーーーーー!」


只今自分のベットの上でうなだれてます…









抱きしめられて…キ…キス…されたんだよね…。








なに?



考えただけでなんか胸がドキドキする…。







「なんなのよー!




ん?」





着信 お兄ちゃん


「はい!」

「元気にしてるか?」

「うん、いたって普通。」

「今度またお小遣いやるから俺んち来いよ?」

「うん!


あっ!あのさ…」


「なに?なんかあった?」

「いや…大したことないんだけど…

ある人のことを考えると胸がドキドキして…」


「へー。
莉奈にもやって来たかー!」

「なに?何が来たの?」

「じゃぁ…目をつぶって?」

「うん」

「頭に浮かぶのは?」

「え?悠鈴くん…」

「ぇ?悠鈴くん?」

「うん…」

「誰のこと思うとドキドキするの?」

「…んー。悠鈴くん…」

「なら莉奈は悠鈴くんのことが大好きなんだな!」



「ぇ?
え?嘘。。」


「くれぐれもオカンにバレるなよー!」




「あっ!えっ!あーちょっと!」



切られた…




こ…恋…






え?



あたしが…恋!!!???