入学式から1ヶ月が過ぎた。
高校生活にも慣れはじめても、今も友達が出来ずずっと一人で教室にいた。
誰に話すわけでもなく、普通に授業を受けて、普通に休み時間を過ごして、放課後には例の喫茶店でお茶をして、家に帰る。
それが日課。
だけど、敢えて変わったといえば、私の教室に全校の女子たちがぎゅうぎゅうに押し寄せてきたこと。
目的はただ一つ。
「キャー、早見く~ん!!」
と人気アイドル並み・・・いや、それ以上にモテるようになった早見君。
一方、早見君は―――
「あ、今日もきてくれたんだ~!!♪」
「当たり前じゃん。
ねぇ、今日も一緒に帰らない?」
「あぁ・・・
ごめんね?一緒に帰りたいんだけど・・・」
しょんぼりとうなだれたように話す早見君。
「今日ね、僕、バイトなんだ。ごめんね?」
「ううん!!
バイトならしかたないよ!!」
「そう?
ありがと!!★
また、今度、一緒に帰ろ」
と犬のように明るく接する早見君はすごいなぁ・・・と思う。
だって、入学してからまだ1ヶ月しか経ってないのにこんなに人気者になってる・・・
私も、ぜひ参考にしなければ・・・!!
高校生活にも慣れはじめても、今も友達が出来ずずっと一人で教室にいた。
誰に話すわけでもなく、普通に授業を受けて、普通に休み時間を過ごして、放課後には例の喫茶店でお茶をして、家に帰る。
それが日課。
だけど、敢えて変わったといえば、私の教室に全校の女子たちがぎゅうぎゅうに押し寄せてきたこと。
目的はただ一つ。
「キャー、早見く~ん!!」
と人気アイドル並み・・・いや、それ以上にモテるようになった早見君。
一方、早見君は―――
「あ、今日もきてくれたんだ~!!♪」
「当たり前じゃん。
ねぇ、今日も一緒に帰らない?」
「あぁ・・・
ごめんね?一緒に帰りたいんだけど・・・」
しょんぼりとうなだれたように話す早見君。
「今日ね、僕、バイトなんだ。ごめんね?」
「ううん!!
バイトならしかたないよ!!」
「そう?
ありがと!!★
また、今度、一緒に帰ろ」
と犬のように明るく接する早見君はすごいなぁ・・・と思う。
だって、入学してからまだ1ヶ月しか経ってないのにこんなに人気者になってる・・・
私も、ぜひ参考にしなければ・・・!!