しふぉん・けーき

「・・・そう。
ていうか、真にそんな株があるような経済的な男じゃないけどね。
どっちかと言えば、下心丸出しの変態坊主にしか私はみえないけど」

い、今、さらっとえげつないことを言ったような・・・。

というか、この人、綺麗な顔やスタイルをもっているのにそれに似合わない口の悪さ。

「学校では、学校の王子様的な存在とかでしょ?話を聞く限りでは」

「まぁ・・・そうですね」

「へぇ~・・・あいつのくせに面白くないわね」

と、ちょっと考え、女の人はこう発した。

「あなた、楢井なつきって言ったわよね?」

「はい」

「私、あなたのこと気に入ったわ。
私は榎枝朱莉。今日から私とあなたは友達よ。
勉強とか恋愛とか、人間関係とか何か悩みがあるなら、話なさい。
私でよければ、話を聞くわ」

「あ、ありがとう、ございます!!」

ということで、早速私は朱莉さんに勉強を見てもらうよう頼んだ。