「えぇ!?
何でなっちゃんが謝ってるの!?」

真君もオドオドしたような様子。

「私、真君の事勘違いしていたみたい」

「勘違い?」

「さっき、喫茶店で真君が私のこと守ってあげるって言ってくれたのに、私、真君のこと何も知らないのに、勝手に不安になって・・・真君のこと何も信じていなかったの・・・ごめんなさい!」

すると、真君は私の肩を掴んで顔を上げさせた。

「そんなの、気にしてないよ?
だって、誰だって初めの印象があるもん。その印象が変わるかどうかは、なっちゃんの自由なんじゃない?
それに、僕のこと知らないなら、これから少しずつでも知っていけばいいじゃん。
実際、僕もなっちゃんの知らないことがいっぱいあるし、大だって僕にはわからないところもいっぱいあるよ。大体、はじめからその人のこと知っている人なんて居やしないんだから。気にしなくてもいいと思うよ?」

真・・・君・・・

「うん!!」

「じゃあ、帰ろうか」

と真君が手を差し出す。わ

私はそれを取り、立ち上がった。

「あ~・・・お腹ペコペコ~」

「もう、食いしん坊なんだから~」

「えへへ・・・
あ、今日の晩御飯は何?」

「今日は・・・ハンバーグ!」

「やったー(*´▽`*)
僕、ハンバーグ大好きーー!!」

と私たちは無事に家に帰ることができた。