―――バン、バン、バン、バン、バン、バン、バン・・・!!

野村君が打った銃弾は男性達に命中する。

私の目の前で男性達は血を流しながら倒れ、そのまま動かなくなった。

「!!」

地獄の絵の中にいるようだ―――

「使えない奴らばっか・・・」

と呟く野村君。

「ねぇ」

と野村君は私に振り返り声をかける。

「アンタもこいつらと同じことされたくなければ、俺の言う事を聞け」

「は・・・はい・・・」

私は恐怖の時間が始まった。