「へぇ~、やっと想いが通じたのか~」

「うん。だからね、大。
飛び切りの大きなシフォンケーキをおねがい。
もちろん、タダで」

「あ?ふざけるな。
いつからお前はここの権限をもったんだ?」

ここは、大さんが働いているお店。

早速、放課後大さんのお店で食べることになったのです。

「え~・・・ケチ。
まだ高校生の僕たちにお金を取る気~?」

「高校生だろうがなんだろうが、代金はいただく。
でなきゃ、商売やっていけねぇだろうが」

「商売もなにも、客なんて入ってないじゃん!!」

「ま、真君・・・!!」

それ、絶対禁句っ!!

私は冷や汗がだらだら・・・