「うん・・・ごめんね。
ありがとう」

「ん」

短い返事だが、口調としてやわらかいかんじだった。

心配してくれていると感じる。

真君が本性に戻る時って機嫌が悪い時と私を思って叱責してくれるときなんだと今わかった。

「えっと・・・確か席は20席だから、20枚かぁ」

「うん」

「がんばろう。
2人でやれば、すぐに終わるよ☆
僕も、ちゃちゃっと終わらせたいし」

「うん!!」

真君って本当に不思議な子だなぁ・・・