俺の思っていた通りに、この一室の外側にあいつの手下が隠れていた。

ここまで汚い手法で攻めてくることぐらい想定済みだ。

「早見真。キミの相手はこの俺だよ?」

「上等だ」

俺は都に集中する。

「しかし、驚いたよ。
情報が速いのな」

「当たり前だろ。
お前のやったことが俺にはわからないとでも思ったのか」

俺は、早速攻める。

だが、あいつはそれをキレイにかわす。

「あはは・・・残念だったな、おチビさん」

「(怒)」

だんだん、イライラ度が募っていく。