虚構のシナリオ

「あのときなんでサインしなかった?」




静寂を破り奴が口を開きます。




「弁護士が持っていっただろ?
俺の罪を軽くしてほしいって書いている書類のことだよ。



あの書類にお前がサインさえしていれば
俺は3年も食らいこむこともなく

空き部屋で間抜け面をさらすこともなかったってわけだよな?



それに
条件も良かったはずだぜ?



壊れたお前のバイクの代わりに
新車を買ってやるって言ったよな?



なぜだ?




なぜサインしない?





ちょっと道で殴られたぐらいで
腹立てるんじゃねえよ、、、」