虚構のシナリオ

そして、左手に持っていた
裁縫セットから





針を取り出す。





裕子はなおもほほ笑みながら
右手に持っていた針を



静かに子供に近づけていく。



にこにこしている子供は
裕子に何の疑いも持たず



裕子にじゃれついている。






きらりと光る小さい針。