マー君−Black and White

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俺達が絵里の家に着いた頃には、彼女錯乱状態に陥っていた。



「絵里さん、約束通り来ましたよ」



宥めるように言い部屋の角で縮こまっている絵里に近づく。



「来ないでっ! イヤッ」



絵里は頭を抑え拒絶する。



彼女の部屋には物が散乱していた。