マー君−Black and White

「まぁ! 美しいなんて、元カレみたい」



なんだか意味不明なやり取りになってきたが、こういうタイプの人間は徹に任せた方がいいかもしれない。



無理に俺が話を聞いても、まともな会話になりそうもない。



「お姉様にそんなこと言われたら、本気で好きになっちゃいますよ。年上の女性は魅力的ですし」



まだ会ってから一時間も経ってないんだが、徹の恋に時間というものは存在しないのだろうか?



それでも徹はさりげなく由里に質問している。