ずっと一緒にいた。3人で。
幸せだった。
でも、あの日から一緒にいるのが辛くなった。
自業自得のくせに。

ふと顔を上げれば、灰色の雲が普段は青い空を覆っているのが見えた。
そこからは、真っ白な雪が降ってきている。

まるで、私を責めるように。

雪が私の目元に落ちた。
私の熱でそれは溶けて頰を伝う。
その雫は本当に雪だったのだろうか。

「ごめんね、」

私はきっと、貴女を傷つける。