「瑠愛の誕生日にカラオケ行っただろ?実がさ、俺がトイレでいなかったときに小奈恵が俺の携帯いじってたらしいんだよ」
なるほど…
てか…
「ロックかけてないの?」
それくらいしてるよね、普通。
「ん?俺かけてない」
こいつは警戒心無さすぎか。
「つか、かけ方知らない」
違った。
馬鹿だった。
「これからもかけないつもり?」
「瑠愛かけて」
それ普通他の人にお願いすること?
分かってた範囲を遥かに越えた馬鹿だ。
「んー、つか頭使って疲れた寝る」
璃音、マイペースなのにも程がある。
そのマイペースに慣れてる私も私だけど。
「璃音ベッド使いなよ」
「瑠愛は?」
「布団持ってくる」
一瞬ムスッとした璃音。
気にせず布団取りに部屋を出ようとした。
ドアノブに手をかけたその時。
顔の横から伸びる腕。
ドアを開けるのを止めた手。
なるほど…
てか…
「ロックかけてないの?」
それくらいしてるよね、普通。
「ん?俺かけてない」
こいつは警戒心無さすぎか。
「つか、かけ方知らない」
違った。
馬鹿だった。
「これからもかけないつもり?」
「瑠愛かけて」
それ普通他の人にお願いすること?
分かってた範囲を遥かに越えた馬鹿だ。
「んー、つか頭使って疲れた寝る」
璃音、マイペースなのにも程がある。
そのマイペースに慣れてる私も私だけど。
「璃音ベッド使いなよ」
「瑠愛は?」
「布団持ってくる」
一瞬ムスッとした璃音。
気にせず布団取りに部屋を出ようとした。
ドアノブに手をかけたその時。
顔の横から伸びる腕。
ドアを開けるのを止めた手。
