「一葉おはよー!」
「七瀬来るのおそー」
朝クラスにはいったら、一葉が1番に私に話しかけてくれた。
っていっても前の席だから後ろ向くだけだけど。
「いやー、まだ通学なれなくてさー」
「とーいんだっけ?」
「片道2時間。」
朝の早起きはきついけど、一葉に会えると思うと、朝はなんだかすごくスッキリ起きれたの。
出会ったばっかりなのにね。
「遠すぎだわ。 あ、七瀬七瀬。今日自己紹介あるらしいよ、」
「え?そうなの?」
まあ私は自己紹介好き!
緊張しない、って言ったら嘘になるけど、緊張よりも、みんなのこと知りたいなっておもってワクワクするの!
「まあ適当に好きな食べ物でもいっとこ。」
「いやいや一葉適当すぎん?」
一葉はサバサバしてるって言ったけど、たまにめちゃテキトーな時もある。

