「あ、てか日向!一応言っとくけどいくら日向でも七瀬のこと泣かせたらフルボッコしに行くからね?」


「お!一葉いいなそれ!俺も参加する!」



ちょっと,ザキに関しては乗っかってる感じ否めないけど?笑




「その心配はいらないね。」




ふふ。なんか今でもこんな素敵な友達に囲まれて幸せなのに,私日向の彼女でもあるんだ。




高校に入る前,不安で押しつぶされそうだった私に言ってあげたいなぁ。




高校生活めちゃくちゃ楽しいよ,って。




今だって目の前で一葉とザキのコントみたいなの繰り広げられてて,その横でなかむーがそれを呆れた目で見てて,私の隣には日向がいてくれて。




青春ってこんなにキラキラしてるんだ!




「なあ七瀬。」




「ん?なに?」





「今日こいつらほっといて放課後2人でどっか行こっか。」





「うん!行きたい!!」








Fin