その顔を見た瞬間、 うれしいとか何よりも、ただただ驚いて、 せっかく久しぶりに会えたのに、ものすごく不細工な顔をしてたと思う。 しかもそれに加えて 彼の口から 「あ、片瀬さん?ですか?」 なんて言葉が出てきて。 夢としかおもえなかった。 まさか、名前を知っててくれて 今まで覚えててくれたなんて。