彼女は凄く美味しそうに枝豆と冷奴を食べてて
「美味しいー」
「それ、そんなに好き?」
「あ、ごめんなさい。一人で食べちゃってますね」
「いや、そういう意味じゃなくて、美味しそうに食べるなぁと思って」
「だって美味しいから」
「他に頼む?」
「……じゃあ冷やしトマト」
「トマトも好き?」
「夏はどうしても食欲が落ちるんだけど、枝豆と冷奴と冷やしトマトは、ほぼ毎日食べてるかも」
「そうなの?」
「うん。それとビールと素麺があれば良いかなぁ」
「それだけじゃダメでしょ?」
え、全然ダメでしょ。そんなんじゃ倒れちゃうじゃん。
「夏だけだし、たまにはちゃんとお肉も食べるから大丈夫」
「ほんと?ちゃんと食べなきゃ余計にバテちゃうから」
「なんかお母さんみたい」
「ははっそれよく言われる」
「そうなんだ」
大体友達にはお母さんみたいって言われる。
仲良くなればなるほど絶対言われる。
世話焼きすぎるんだろうと思うんだけど、どうしても気になっちゃうんだよな。
「美味しいー」
「それ、そんなに好き?」
「あ、ごめんなさい。一人で食べちゃってますね」
「いや、そういう意味じゃなくて、美味しそうに食べるなぁと思って」
「だって美味しいから」
「他に頼む?」
「……じゃあ冷やしトマト」
「トマトも好き?」
「夏はどうしても食欲が落ちるんだけど、枝豆と冷奴と冷やしトマトは、ほぼ毎日食べてるかも」
「そうなの?」
「うん。それとビールと素麺があれば良いかなぁ」
「それだけじゃダメでしょ?」
え、全然ダメでしょ。そんなんじゃ倒れちゃうじゃん。
「夏だけだし、たまにはちゃんとお肉も食べるから大丈夫」
「ほんと?ちゃんと食べなきゃ余計にバテちゃうから」
「なんかお母さんみたい」
「ははっそれよく言われる」
「そうなんだ」
大体友達にはお母さんみたいって言われる。
仲良くなればなるほど絶対言われる。
世話焼きすぎるんだろうと思うんだけど、どうしても気になっちゃうんだよな。
