ふぅ〜、今日の分終わり!

職員室にいる担任の元へ向かう。

「おぉー、七瀬、ご苦労さん。お前はよーく働いてくれるな。」

お前がやれっていったからだろ。

そんな心の声とは裏腹に

「これでも学級委員ですから。」

と、言って、ニコッと笑っとく。

「それじゃあ、失礼します。」

「気をつけて帰れよー。」

そんな声を聞きながら職員室を出る。

部活の掛け声が響く廊下を歩きながら、

反対側の校舎に見える明かりの灯った教室が
視界に入る。

あの位置だと生徒会室かな。

学級委員なんて生徒会に比べたら楽だな。

そんなことを考えながら家路に着いた。