無理して 上半身を起こしてみた。 左腕に刺さった点滴の針がブレて痛い。 でも、そんな痛みをも 吹き飛ばすような光景がそこにはあった。 凛花、凛花がそこに居た。 ベットのすぐ側に座って、俺の足の上に頭を預けて 寝ている。 見間違いじゃないよな⁇ 右手で目を擦る。けれど、目の前の景色は何も変わらない。 カレンダーが目に入った。 あの日から 2週間、俺はずっと寝ていたらしい。