男子も女子も、教員だって上辺しか見ていない。
上辺しか見ないのなら優等生を演じていた方が学校生活は楽なんだ。
めんどくさい告白だって勉強に専念したい、と言えば簡単に相手は引き下がるし。
蓮見は「やっぱ完璧な王子様なんていないんだね」と言って俯いた。
「まさかそんなやついると思ってたの」と尋ねると「…いると思ってたよ!」と言って蓮見はジト目で睨みつけてきた。
久しぶりに面白い玩具見つけたなぁ…と思いながら笑うときょとんとした蓮見はスマホを返すと首を傾げた。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…