早く俺に溺れろよ〜好きと言われたその日から〜




『あ、えと………これ、お願いします…。』


呆然とする俺を不思議そうに見ながら、恐る恐る渡してきたのはまとめてある書類たち。


『………ありがとうな。』


とりあえず平常心を保ち、お礼を言う。


『い、いえ……!』


その後は失礼します、とだけ言って焦ってそそくさと帰っていった磯村さん。


磯村さんが出て行くなり、


『なにあの地味な子。』
と小さく呟く夏目。


『そう?小さくて可愛らしかったじゃない。』


『えー、どこがだよ………って、光輝?
どうしたんだ?』


俺はそんな2人の言葉を聞こうともせず、パソコンを操作した。


みると………


磯村さんは学級委員だと記録されていた。


確か生徒会と学級委員とは関わりがあるはず。


『え、なになに?
磯村杏奈って誰!?


もしかして光輝の気になる子!?』


俺のパソコン画面を勝手に覗いてきた夏目と白田。