「でも私はわかった気がする。
光輝が杏奈ちゃんに惚れた理由。
なんか守ってあげたくなるんだよねぇ。」
ま、守ってあげたくなる、とは……!?
私がドジばっかしてるからかな。
じゃあそんなところを見られてたってこと?
それはそれで恥ずかしい気が………
「それに、杏奈ちゃんは自覚してないかもしれないけど………」
天音ちゃんの手が伸びてきて、私の目にかかっている前髪を適当に分ける。
「髪で顔を隠してるからわからなかったけど、相当可愛い顔してるよ?
自信持てばいいのに。
ほらできた、可愛い〜!」
そう言うなりぎゅーっと私を抱きしめる。



