「ほら、2人とも。
せっかく磯村ちゃんの歓迎会なんだし、こんな空気にしない。」


ここで金城くんが止めに入る。


「………俺は別に、本音言っただけだけ。


こんなことでキレる光輝、俺だって初めてだから。」


部屋が眩しいのか、まだ眠たいのか。


目を細めて金城くんを見る上沢くん。


それにしても………
こんな空気にしてるのって、私、なんだよね……。


そう思うと自分がどれだけ邪魔な存在なのか、それが痛いほどわかり苦しくなる。