早く俺に溺れろよ〜好きと言われたその日から〜




ーー「きゃー!あなたが杏奈ちゃんね!」


………そして生徒会室に着いて中に入るなり、突然女の人に抱きつかれる。


その女の人は学校で1番の美少女と言われている白田 天音(しろた あまね)さん。


サラサラなロングの髪は茶色がかっていて、顔も小さいし綺麗だし、近くで見るとより美人だった。


ちなみに白田さんは生徒会の中で唯一の女の人だ。


成績も優秀で、書記を担当。


何故白田さんが女の人なのに生徒会に入れたかというと………


「天音、やめないか。
磯村さんが困ってるだろ。」


「えー、だってこんな可愛い女の子が生徒会一緒だなんて嬉しいじゃん!」


………昨日私が生徒会室で会った、会計を担当している椎野 冬夜(しいの とうや)くんと幼なじみでもあり恋人同士だからだ。


つまり、中川くん目当てではないということで生徒会に立候補できた。