「だ、大丈夫だよ……!
ありがとう。」
さっきまで震えていた手が、中川くんがきてくれた瞬間におさまった。
「ったく、なんで何も考えずに動くかな。
せめて俺か夏目を呼んでから行けよな。」
呆れたように私を見る中川くん。
「ご、ごめんね……。」
一刻も早く咲ちゃんを助けたくて、先に動いていたのだ。
でも中川くんが来てくれて本当に良かった………。
「………あっ。」
ちょうどその時、咲ちゃんたちはどうなったのかと思い、気になって視線をそちらに向ける。
そしたら中川くんも同じように見ると………
もう男の人はいなく、金城くんが咲ちゃんを抱きしめていた。



