早く俺に溺れろよ〜好きと言われたその日から〜




ーー咲ちゃんは意外と早く見つけられた。


外のあまり人がいないところで、咲ちゃんと男の人の声が聞こえてきた。


急いで行くと、咲ちゃんは他校の制服を着た男2人に絡まれていたのだ。


「なあいーじゃん、彼氏いないんだろ?」
「ちょーっとだけだから。俺たちと遊ぼうよ。」


「気持ち悪い……!離してよ……!」


「うおーっ、怖。」
「こういう気の強い女ほど、落ちたときがたまんないんだよなぁ。」


男たちは嫌がり、怒る咲ちゃんを気にも留めない様子だった。


私はこの時、考えるよりも先に行動していて気づけば間に入っていた。


「さ、咲ちゃんを困らせないでください………!!」


「杏奈!?」


「うおっ、びっくりした。」
「何、君。この子の友達?かわいいね。」


2人の男の人から視線を向けられ、少し手が震えるけど我慢する。