早く俺に溺れろよ〜好きと言われたその日から〜




「今日ぐらい一緒にまわってあげなよ!」


だから私は金城くんのためにもそう言った。


もしかしたらこの日のために金城くんは女遊びやめてたのかもしれないし……


「だけど、絶対夏目のことだもん。
一時的なやつだよ?」


期待したって意味ない、と付け加え悲しそうに笑う咲ちゃん。


きっと中学の時に何かあったのだろうな。


中川くんも金城くんが不器用すぎて咲ちゃんを傷つけたって言ってたし………


でもそれは好きだから、大事にしたくて空回りしただけであって気持ちは確かなのだ。


「咲ちゃんはどうしたいの?
このままで後悔しない?」


私が聞くと、咲ちゃんの瞳は揺らいだ。


ほら、やっぱり咲ちゃんも金城くんのこと好きなんだよ。