早く俺に溺れろよ〜好きと言われたその日から〜




「あ、朝にな、夏目が……!」


あまりに焦っていて、いつもは副会長かあいつ呼びの金城くんのことを下の名前で呼ぶ咲ちゃん。


「金城くんがどうしたの?」


咲ちゃんに何かしたのだろうか。


「い、家に来て………それで、文化祭一緒にまわろうって言われた……!」


………えぇ!?


まさか金城くんがそんないきなり行動にでるとは思っておらず私も驚く。


「それでどうしたの……?」


「無理って言ったけど、その時タイミング悪くお母さんが出てきて………


勝手に夏目にいいよってお母さんが言ったせいで一緒にまわることになっちゃったどうしよう……!」


「えぇ!?」


咲ちゃんのお母さんって、そういうタイプの人だったんだ。


咲ちゃんと同じでツンデレかと勝手に思ってたのに………。


「朝も手繋がれて無理矢理一緒に来たんだけどどうしよう、もう無理帰りたい。」


き、金城くんがそんなことを!?


「こんな強引な夏目、初めてだから対処法がわからなくて……」


本気で悩んでいる咲ちゃんだったけど、嫌そうには見えないのは気のせいかな?