その上、仲良くしようといわれてさらに嬉しい。
友達になってくれるんだよね?
クラスの友達が増えるなんて嬉しいに決まってるよ………!
つい笑顔になりながら
「うん!」と返事をした瞬間………
急に誰かが私の横に来て頭に手を置かれる。
「お前ら、磯村さんに何か用か?」
そして聞こえてきたのは私の好きな人の低い声。
「な、なんで会長が……!?」
「いや、なんでもない……!」
すると2人は突然顔色を変え、私に背を向け隣の車両に移動してしまった。
そんな………
友達になろうって言ってくれたのに。
でも今はそれよりも、隣に視線を向けると…………
やっぱり中川くんがいた。
「どうしてここに?」
「なんでって、いつもより一本遅いのに乗ったら磯村さんがいただけ。
それより俺こそ磯村さんに質問したいんだけど。」
うそ……!
中川くんって一本早い電車だったんだ………!



