案の定、男子たちは私を見てくる。
絶対変だと思って笑ってるんだ………!
半分泣きかけになっていると突然
「なぁなぁ。」と男子たちがこちらに来て話しかけられた!
う、嘘でしょ……!?
直接バカにされるの私……!?
それは相当傷つくな、なんて思いながらゆっくり見上げる。
1人の男子と目が合うなりぱっとそらされた。
まさかのぶさすぎてみることもできない感じ………!?
勝手にそう思い込み落ち込んでいると、予想外の言葉が。
「君、見ない顔だけど転校生?
今日文化祭なのに変なタイミングで来たんだね!」
「もし良かったら学校まで一緒に行ってあげようか?」
……………はい?
2人の言葉を理解するのに時間を要した。