「ね?今からやろう?」
私が起き上がった大和くんを見上げならそう言って、大和くんの反応を待つ。
そしたら大和くんはすぐ顔をそらして立ち上がった。
「………わかったよ。
でも杏奈の方が早くやらないといけないんじゃない?
いつも1番遅いし。」
「なっ……!」
人がせっかく起こしてあげたのに……!
もしかして起こされて不機嫌なのかな。
だって私の方を見てくれないし。
ま、起きたからいっかと思い私も立ち上がると………
「………え?」
天音ちゃん以外の3人が驚いたような、呆然としたような顔で私を見ていた。
ど、どうしたんだろう……。



