その言葉に対して、天音ちゃんは……
「ふざけないでよ……!
私、知ってるんだから……!
昨日、杏奈ちゃんと見たの!
冬夜が他の女を抱きしめてるのを!
それなのに今から平気で仕事なんてできるわけないじゃん!!」
半分怒りながら泣き叫んだ。
天音ちゃんの目から大粒の涙が溢れ出している。
「天音……見てたのか……?」
そんな天音ちゃんの言葉に驚く椎野くん。
「なんで?
なんで私に黙ってるの!?
せめて話してよ、女と会うって。
じゃないと浮気って勘違いしちゃうじゃんか……!」
「天音、落ち着け。」
椎野くんは立ち上がったところで、天音ちゃんは
「もう、知らない。
冬夜がいる生徒会なんて辞めてやるから!」
と言い残し、走って出て行った。



