早く俺に溺れろよ〜好きと言われたその日から〜




「私だけが、好きだったのかな……。
なんか、馬鹿みたいだね……。」


そう言い残し、天音ちゃんは歩き出す。


「天音ちゃん……!
まだ理由は知らないから、一回話した方が」


「そうするつもり。
でも今は………お願い、1人にさせて。」


私が言い終わる前に弱々しく話し、泣きそうな顔で私に微笑みまた歩いて行った。


そんな天音ちゃんに私は何もしてあげることができなくて………


1人にさせて、という願いを叶えてやることしかできなかった。


そんな自分の無力さを改めて感じた日になった………。