「………へ?」


私自身、思わず変な声が出てしまう。


だって………今彼はなんと!?


好きってどういう好き?
友達として?


だけど私は彼と友達になった覚えはないし関わりもほとんどない。


じゃあからかってるだけ?


いや、彼の表情からそんな風には見えない。


な、なんで!?


私の頭の中は混乱し、ショートしそうになる。


そんな私がおかしいのか、彼はふっと優しく笑った。


そんな笑った顔を初めて見て、あまりのかっこよさに胸が高鳴ってしまう。