「じゃあ食べよっか!
もう時間半分くらい過ぎてるし。」


咲ちゃん言葉で私たちは席に座った。


「………で、杏奈って中川といい感じなの?」


ご飯を食べるなりいきなりそんなことを言われ、思わずむせそうになった。


「な、なんでいきなり……!?」


「だってあの女嫌いな中川が杏奈に構うなんてそういうことでしょ?


まさか中川に杏奈の可愛さがバレるなんて。」


か、可愛さって……!
咲ちゃんは何を言ってるんだ……!