早く俺に溺れろよ〜好きと言われたその日から〜




「おい、磯村さん困ってるだろ。」


「えー!質問に答えなさいよ!」


ようやく力を緩めたところで今度はじーっと私を見つめる女の人。


うわぁ、近くで見るともっと綺麗……。


「磯村さんって言うのね。
私は光輝の姉です!」


そう言われ、それでこんなに綺麗なのかと納得する私。


「あ、はい……!
磯村 杏奈って言います……!」


「杏奈ちゃん!?
名前も可愛いー!やばいこの子私のものにしたい。」


………えぇ!?


やっぱり中川くんと同じ血が流れているからか、言うことも似ているなーって思う。


「何言ってんだよ。
もう磯村さん俺のだから。」


ほ、ほら……!


何回言われても慣れないから照れてしまう。


「俺のとか言っちゃって!


彼女作らないあんたがこんな可愛い子連れてきてびっくりした〜!」


「そんなのいいから早く彼氏に会いにいけよ。」


中川くんがそう言うと突然悲しい顔をするお姉さん。


ど、どうしたのかな……?