早く俺に溺れろよ〜好きと言われたその日から〜




「光輝ってそんなタイプだったか?」
「この子が光輝を変えたのか。」


不思議そうに、少し目を見開きながら私をじーっと見つめる2人。


変えた覚えは一切ないのだけれど………


見られるのが恥ずかしくて俯く。


「あ、照れた。可愛いねこの子。」


「そんなの俺が1番知ってるに決まってるだろ。早く帰れよ。」


中川くんがもう一度帰るように促し、ようやく2人は去っていった。


私もすぐ中川くんから離れると、不服そうな顔をする中川くん。


「すぐ逃げんなって。」
「い、いつ人が通るかわからないから……!」


「じゃあ2人きりならいいんだ?」


その言葉に返すよりも先に照れてしまう自分を恨みたい。


軽く肯定してるようなものだ。