「照れすぎ。」
「み、見ないでください………。」
笑う中川くんに耐えられなくて、逃げるようにして先にレジへと向かう。
だけどすぐ、周りを見ていないため近くにいた人とぶつかってしまった。
「す、すいません……!
大丈夫ですか……!?」
まだ顔の温度は高いままだってけど、先に謝ろうと思いぶつかった人を見る。
その人は少し年上の大学生に見える男の人だった。
2人組で、ぶつかったであろう人に謝る。
「……あ、うん大丈夫。
気にしないで。」
男の人は私と目が合うなり少し停止した後、そう返して目をそらされる。
自分の不注意のせいで怒らせてしまったかな………。



