だけど急に上沢くんは黙り込んでましまう。


不思議に思っていると、いきなり頬をつねられた。


そこまで力は強くなかったけど、突然のことで驚く私。


「………何急にタメ口になって馴れ馴れしくしてんの。」


あ………ダメだったかな……。


無意識のうちに敬語をやめていた自分に気づいた。


勉強を教えてくれただけで警戒心をなくす私もどうなんだろう。


「なんか、光輝があんたのこと好きになったのわかった気がする。」


「………へ?」


頬をつねられているため、うまく言葉が出ない。


でも今上沢くんは………なんと!?