次の日
「おはよう!拓音〜!」
「おう!おはよう!」
「おはよう!友梨奈、彩奈!」
「「おはよう!百花!」」
「おはよう!純也!」
「...おはよう、百花」
「純也?元気ないよ?」
「そ、そんなことないよ…」
「いや、顔色悪いって!
先生〜!純也が体調悪いみたいなので、保健室連れて行きまーす!」
「ん?あぁ、大丈夫か?」
「あ、はい...」
「ゆっくり休めよ。」
「ありがとうございます…」

「着いた!」
「いいよ、百花、ここら辺で」
「だーめ!元気がない理由、聞かせて?」
「そんなの言えるわけないよ…」
「は?」
「...分かったよ、教えますよ、百花様」
「よろしい」
「俺...百花が好きなんだよ!」
「えっ!」
「なのに...駒田が来て...百花と馴れ馴れしくしやがって...」
「ははーん、嫉妬してたのね!
でもそんな嫉妬しなくてもいいんだよ?」
「え?それって...」
「拓音は、いとこだから、仲良くって当然でしょ?」
「...なーんだ...嫌われてないってことだな?」
「うん!」
「じゃあ、改めて、
百花、好きだ、付き合ってくれ」
「...ごめんね、考えさせて」
「...あぁ、そうだよな、急に言われても困るもんな」
「じゃあ、教室戻ってるから」
「おう!」