「おっはよう! 純也、拓音」
「おはよう、百花」
「じゃあ、行こうか」
「うん!」
百花が道路に向かって走っていく。
「待てって、危ないぞ」
「えー、何〜! 聞こえない!」
((ブー))
「嘘っ...」
「百」「百花!?」
真っ先に、純也が走ってく。
しかし、
「間に合わない」
「くそっ...!」
百花は、トラックにひかれた。
「百花!?」
周りが混乱してる。
トラックの運転手が救急車を呼ぶ。
周りの人が警察を呼ぶ。
「じゅ...んや...た...くと...
わたし...」
「喋るな、百花」
「大丈夫だから、百花」
「う...うん...ち...がう...の...
わたしね…たく...とが...好き...
でもね…い...とこ...だから...」
「あぁ、俺も、百花の事が好きだ...
けど、百花には、純也が...」
「う...ん...じゅ...んや...
わた...しが...目を...さましたら...」
そこで救急車が来た。
純也と俺で百花の付き添い、
トラックの運転手は警察の事情聴取。
人々は散っていった。